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  • 執筆者の写真SATO Takayuki

Bell+Arc

僕は昔からどちらかというと暗いほうで、ロックでも明るいノーテンキなアメリカンロックよりも、重々しくて鬱屈したようなブリティッシュが好きだった。 しかもマイナーなもの。 72年発表のこのアルバム見本盤がなぜうちにあったのかわからないが(友人のお姉さんがくれたのだと思う)、当時はなんだかイモくさいようなすっきりしないような感じで聴いていた。 ハードロック・ヘヴィーロックのたぐいに飽きて逆にニール・ヤングなどの自然派ロックに目覚めてからは、この良さがわかってきた。 特にこの曲が好きだ。 ヴォーカルもカッコいいが、途中に入るヴァイブが効果的でとてもいい。 クレジットを見るとのちにYESに参加するAlan whiteがやっているらしい。 当時のロックでヴァイブを使っていたのは珍しいのではないか。 ギターがロリーギャラガーだったのは最近知った。 カッコいいわけだ。 https://www.youtube.com/watch?v=PXhze6m3BS4

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